24. データー・ロガー
2010/8/10 備忘録 de JA1CPA/中村
2018/4/27 旧ホームページから移植した
アンテナの垂直面パターンは??? (このデーターロガーの使用例)
下の左図は、435MHz4エレメントスタックの垂直面パターンをMMPCソフトでシミュレーションしたものです。
右図は、このアンテナで衛星からのピーコン(AO-51)を受信して、このデーターロガーで記録したものです。
0.1秒間隔で約10分間記録し、エクセルでデーターと同じ数だけ0をダミーデーターに入れて、レーダーチャートで円グラフ
にしてダミーデータ部分を切り、天頂の距離補正をしたものです。
画としては同じになっていると思います。
我々アマチュアは、通常はアンテナの垂直面パターンは見えませんが、衛星電波を使って画として見ることが出来ます。
シミュレーションパターンが実際のパターンに近いことが確認出来ました。
★ 以下は、その作り方です。
プリン基板が付属しています。
SDカードにはテキストで記録されるので、それをエクセルに展開する方法を備忘録として書きます。
データー・ロガー全景(適当なケースに入れた)
↑この青いのがSDメモリーカード
W 00 の表示は00ファイルに書き込み中、通常は
00
の表示は無い
右下(Wの下)の00はLOG_00~99まで
100個のデーターが記録されるように特別に
作者に変更してもらった。(ありがとうございました)
SDメモリーカードに書き込んだデーターをエクセルに展開する方法
①SDメモリーカードをPCに差し込む
②□フォルダーを開いてダブルクリック
③LOG_00 LOG_01~99ファイルが表示される(通常は
LOG_00
のみ、下記 余談 に)
④必要なLOG_××をダブルクリック
⑤ファイル名を付けて保存をクリック
⑥デスクトップにLOG_××を保存する
次ぎに
⑦エクセルを開く
⑧「開く」をクリック
⑨「すべてのExcelファイル」を「すべてのファイル」にしてデスクトップからLOG_××をダブルクリック
⑩テキストファイルウィザード1/3
が開く
⑪◎カンマやタブ・・・・・にチエックを入れて「次へ」をクリック
⑫テキストファイルウィザード2/3が開く
□タブ
□カンマ にチエックを入れて「次へ」をクリック
⑬テキストファイルウィザード3/3が開く
⑭「完了」をクリック
⑮エクセルにデーターが展開される
⑯「名前を付けて保存」で適当な名前を付けて保存する
余談
通常はSDカードのデーターは
LOG_00
のみです。
電源を入れたままでも、START/STPOを繰り返すたびにLOG_00に上書きされます。(1回分のデーターだけが記録される)
それを電源を切らなければ、START/STPOの繰り返しで
LOG_00~
LOG_99まで100個のデーターが記録されるようにして
もらいました。(作者に特別変更してもらいました。TNX)
私は、アンテナパターンを周波数毎に採る場合に使ってます。
これが無い時は、周波数毎にSDカードを数枚用意して差し替えていました。
アンテナパターン測定は屋外でやる場合が多いので、パソコンの取り込みがすぐにはできませんので重宝しています。
アンテナの垂直面パターンは???
下の左図は、435MHz4エレメントスタックの垂直面パターンをMMPCソフトでシミュレーションしたものです。
右図は、このアンテナで衛星からのピーコン(AO-51)を受信して、このデーターロガーで記録したものです。
0.1秒間隔で約10分間記録し、エクセルでデーターと同じ数だけ0をダミーデーターに入れて、レーダーチャートで円グラフにして
ダミーデータ部分を切り、天頂の距離補正をしたものです。
画としては同じになっていると思います。
我々アマチュアは、通常はアンテナの垂直面パターンは見えませんが、衛星電波を使って画として見ることが出来ます。
シミュレーションパターンが実際のパターンに近いことが確認出来ました。
おわり
JA1CPA