24. 少し本格的な衛星通信入門 準備中 工事中 2018/8/21
Fox-1シリーズ(AO-85,AO-91,AO-92)を使ったFM衛星通信の方法については,JARL NEWS 2018夏号に詳細に書きましたが,衛星通信はこれだけではありません。
本格的に衛星通信を行うには,やはりリニアトランスポンダ(CW/SSB,帯域使用)を搭載した衛星を使った通信が面白いです。
それはFox-1シリーズを使ったFM衛星通信とは少し違った設備や方法が必要になります。
ここでは,その設備,設定方法,使い方について記述します。(14.(新)サテライト入門等々他の部分と重複しいてる部分が有ります。
1. CALSAT32のインストールと設定と使い方
工事中
2. CALSAT32によるドップラーシフトコントロールの設定と使い方
工事中
3. CALSAT32によるUSB-FSIO(kit)を使ったアンテナコントロールの製作・設定と使い方 (ヤエスG-5500用) 写真,図等はクリック拡大
①製作
このUSB-FSIO(kit)キットはCALSAT32を使ってアンテナ(G-5500)をコントロールするもので,安価な Km2Net社(仕様) の「km2netのお店」(価格)
のキットを使ったものです。(キット価格:2,600.- 2018/8/21現在)
↓USB-FSIO(kit)キット添付品の組立
↓ ↓キットを含む全体回路図(LEDは上下左右動作中に点灯する) ↓総組立品(別途ケースに入れる)
↑USB-B ↑キット添付品以外の部品は別途購入する↑ 上記写真クリックで拡大 ↑G-5500のDINコネクター8P接続図(取説より)
↑ケースに入れた状態↑ ↑ ↑ 全 体 接 続 図 ↑ ↑
②接続
接続は, 上記の全体接続図の通りです。DIN8PをG-5500のエクスターナルコントロールコネクターに接続します。USBケーブルのA及びBをパソコンとUSB-FSIO総組立品に接続します。電源はパソコンからUSB接続で供給されます。LED電源は, G-5500のエクスターナルコントロールコネクター⑦から供給されます。LEDは仰角上下、方位左右を制御中(ON)に点灯します。(LED点灯が暗い場合は、22kを10kにします)
③設定と使い方
工事中
衛星通信アンテナシステム(一般的なアマチュア無線局の例)
アンテナは直線偏波アンテナを垂直偏波にして使用していますが、同程度の円偏波アンテナにすると、より通信品質(QSB低減等)は向上します。
なお,円偏波の回転方向は,左,右,どちらでも可能です。145MHz/435MHzのアンテナ間隔は,2m程度必要です。
プリアンプは、145MHz帯:アンテンGRA-2020(中古品) (川越無線のプリアンプは削除しました)2020/12/18
435MHz帯:アンテンGRA-720(中古品),又はGPA-720(中古品) (同上)
ローテーター:ヤエスG-5500,
注1)145MHzでアップすると3倍の高調波が435MHzに混入することが有ります。
注2)プリアンプと無線機間の同軸ケーブルは,デュープレクサを使わずに145MHz帯と435MHz帯を別々の同軸ケーブルで引き込んでも良いです。
注3)ここに記載したメーカーや型番は一例です。特に型番は変更されている場合が有ります。
工事中
JA1CPA