ア ン テ ナ のいろいろ 主に衛星通信で使うアンテナ HFもあります JA1CPA
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e02 衛星通信用145MHz/435MHz・2バンド摂動励振クロスアンテナ検討過程 2015/8/27
e01.☆衛星通信用 145MHz/435MHz・2 Band CPA (circularly polarized antenna)・製作例 2015/8/27
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地上局の円偏波アンテナに対する当局の結論。 2024/08追加
(地上局のアンテナは円偏波アンテナが良いのか,直線偏波アンテナが良いのか)
当局の結論:QSO(または受信)のみであれば直線偏波アンテナでも良く,アンテナゲインも中程度で良い。
昔から衛星通信には円偏波アンテナが良いと云われていました。
それは、
①衛星が円偏波で送受信していたから地上局も円偏波アンテナが良い。
(ただし左旋円偏波,右旋円偏波の偏波面を一致させる必要がある)
②チョイ昔(20年以上前)は、衛星の高度が高く(1000~1500km)て衛星からの電波が弱かった。
③衛星や地上局の受信機の感度が悪く信号のS/N比が悪かった。(感度を上げてもノイズばかり)
現在は(2005年ぐらいから~)、
①衛星に搭載されるアンテナが直線偏波アンテナ(モノポールやダイポール)になった。
②キューブサットが主流で高度も500~600kmと低くなり信号が強くなった。
③衛星や地上局の受信機の感度が劇的に良くなり信号のS/N比良くなった。(信号がはっきりと)
当局が衛星通信を始めたころ(1976年~ ) は、AO-7(UP145MHz/DW29MHz) の信号は、
FT-101+プリアンプ+HB9CVでノイズばかりの受信でS/N比は+10~-5dBの感じでCW/SSBは
耳フィルターで受信して何とかQSOしていました。
2008年に衛星通信を再開して同じAO-7の信号をFTdx9000+クロスダイポール(29MHz)でS1~3、
CW/SSBで楽々とQSOできました。この差は受信機の大きな進歩でしょう。
現在は(2010年ぐらいから~)
1.QSOのみであれば直線偏波アンテナでも良くアンテナゲインも中程度で良い。
理由:QSBの信号のピークが10~30秒はあるのでそのピークに合わせてQSOすれば良い。
ただし145/435MHzが同時にピークになるか不明な部分がある。※1
2.衛星の地球局などでデーター受信やコマンド送信するのであれば円偏波が望ましく,
ゲインも出来るだけ多い方が良い。
理由:円偏波アンテナの方が変動が少ない場合が多いが,変動が有る場合もあるのでゲイン
は多い方が受信・送信の確率が向上する。
3.もう一つの結論として、145/435MHz帯の様々な衛星の信号を受信したが、受信信号強度(dBμ)の変動は,
垂直偏波アンテナと円偏波アンテナが同等か,又は円偏波アンテナの方が変動が少ない場合が多い。
ただし、ピークのアンテナゲインは円偏波アンテナより垂直偏波アンテナが3dB良い。(衛星が直線偏波の場合)
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以下はアンテナ製作記事の目次
d43. JAMSAT "通称500円アンテナ" を検証する(1200MHzを追加 2024/06/04)
d42. 144.1MHz 3エレメント八木アンテナ(要望による) JAMSAT500円型を改造 2022/06/03
d41.
d40.2 ☆☆145.9MHz 10エレメント摂動励振クロス円偏波アンテナ 工事中 2024/04/21~
d40.1 ☆☆436.5MHz 16エレメント摂動励振クロス円偏波アンテナ(circularly polarized antenna)CPAの製作 2024/04/14 工事中
d40.☆☆145.9MHz 8エレメント摂動励振クロス円偏波アンテナ(circularly polarized antenna) CPAの製作 2022/01/16~
d16. ☆☆435MHz 14エレメント摂動励振クロス円偏波アンテナ (circularly polarized antenna) CPAの製作
d40.d16.はペアで使っています。2022/08/08 3本目製作済 2015/11/29 2017/12/3 完
d39. 145.9MHz 8エレメント摂動励振クロス八木アンテナの製作 工事中 2022/01/14
(435.0MHz 14,16,18,20エレメント摂動励振クロス八木アンテナのシミュレーション) (2021/4/22)
d38. ハンディ機で衛星通信はできるか? シミュレーションしました。QSOもしました。 (衛星通信にも掲載) 2020/11/1
d37. YARIアンテナのシミュレーションと実際は? (工事中止) 2020/11/6
d36. オスカーハンターの修理(旧タイプ 144MHz/430MHz、
新タイプ(円偏波切替付き) 144MHz/430MHz)(マスプロ製) 2020/5/x
d35. 市販の430MHz八木アンテナ2本をクロスアンテナ(円偏波)にした 2020/4/5
d34. 市販の144MHz八木アンテナ2本をクロスアンテナ(円偏波)にした 2020/3/28
d33. ☆☆436.5MHz 7エレメント摂動励振クロスアンテナの製作 2019/10/23
↑↑ 2列×2段(ブーム長 1m程度が4本)
d32. 435MHz帯/1200MHz帯 うちわアンテナの考察 中止 2019/8/3
d31. 435MHz 14エレメント八木アンテナ 2018/11/13
d30 145MHz 6エレメント2スタック/435MHz 8エレメント2スタック 2018/6/6
↑ 7エレメントに改造↑ 2018/12/3
d29 2バンド2エレメント上向けアンテナ(435/145MHz) 2018/6/4
d28 ☆1200MHz 9エレメント摂動励振クロスアンテナ(円偏波アンテナ) 2017/11/1 →
d27 A4画用紙で作るアルカミアンテナ2 435MHz 4エレメントFD型 50g 2017/9/18 → → →
d26. アルプラアンテナ2 437MHz 4エレメント FD型 (ボール紙をプラスチック板にした) 2017/8/26
d25. 欠番
d24. ☆アルカミアンテナ2 436.5MHz 4エレメント FD型 11.03dBi 2017/6/17
d23. ☆アルカミアンテナ2 (送受信できる) 433MHz 4エレメント八木 (CQ誌6月号掲載相当品) 2017/3/10
d22. ☆145.9MHz 4エレメント摂動励振クロスアンテナの試作(円偏波アンテナ) 2017/ 1/ 6
d21. 衛星搭載437MHz逆Fアンテナ 1の試作 (Teikyosat-4に搭載されました) 2017/ 1/ 4
d20. ☆アルカミアンテナ (アルミホイルとボール紙で作る八木アンテナ) の製作(受信専用) 2016/12/27
d19. 437MHz 3エレメント・アルミホイル+ボール紙=八木アンテナの開発経過(受信専用) 2016/12/14
ハンディ機の付属アンテナのゲイン測定↑
d18. 1265MHz 14エレメント摂動励振クロスアンテナの試作 2016/ 8/25
d17. 1200MHz 6エレメント八木アンテナの検討 2016/ 8/25
d16. ☆☆435MHz 14エレメント摂動励振クロスアンテナの作り方(円偏波アンテナ) 3本目製作済 2015/11/29 2017/12/3 完
d15. 436.5MHz1.5λ、145.9MHz1/2λダイポールアンテナ(補正用エレメント付き)試作 2015/11/20
d14. ☆435MHz 6エレメント摂動励振クロスアンテナの作り方(円偏波アンテナ) 2015/11/16
d13. ☆☆145.9MHz 6エレメント摂動励振クロスアンテナの製作例(真円偏波ねらい) (円偏波アンテナ) 2015/10/30
d12. ☆☆436.5MHz 6エレメント摂動励振クロスアンテナの製作例(真円偏波ねらい)(円偏波アンテナ) 2015/10/3
d11. VHF/UHFのための安価なアンテナ JAMSATホームページ掲載品の検討
2015/7/22
d10. 28.120MHz 衛星通信用 1/2λダイポールの検討 JARLからの回答掲載 2015/ 6/21
d09. NOAA 137.5MHz
摂動励振クロスダイポールアンテナの製作例
2015/ 3/5
d08. 435MHz 3エレメント摂動励振クロスアンテナの製作例(円偏波アンテナ) 2015/ 2/21
d07. 435MHz 14エレメント摂動励振 d16.と同じ 2015/11/28
d06. 435MHz PLM2アンテナ(Parasitic Lindenblad Modoki2 Antenna)製作例 2014/10/15
d05. 435MHz PLMアンテナ(Parasitic Lindenblad Modoki Antenna)製作例 2014/10/11
d04. 435MHz エレメント摂動励振クロスダイポールアンテナ製作例 2014/10/3
d03. ☆少し本格的な衛星通信用 436MHz15エレクロス八木/145MHz8エレクロス八木製作例 2013/9/22
d02. 衛星通信用145MHz/435MHz2バンドクロスダイポールアンテナ(折りたたみ式) 2013/ 2/11
d01. ☆サテライト用アンテナ。JARL2008自作品コンテストで優秀賞第一席に入賞しました。 2008/12/17
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★HF~50MHz帯アンテナ
c12. HFオールバンド 逆Lアンテナ+オートアンテナチューナー(SG-239) 2017/6/30
c11. 3.5MHz
マイクロ・ダイポール(カーディオイド・パターン)の検討 2015/ 8/12
c10. ☆3.5MHz/3.8MHzダイポール 片側折り返しシミュレーション
2015/ 4/16
c09. クッシュクラフト社バーチカル・アンテナ R
6000 を上げました。 2014/10/29
c08. 7MHzダイポールアンテナの考察(いろいろ) ベント型を追加した。 2014/ 6/ 5
c07. ☆29.450MHz エレメント摂動励振クロスダイポール (AO-7Aモード受信用) 2013/ 9/30
c06. ☆トラップ式18MHz/24MHz垂直ダイポールアンテナ かなりFBでした 2012/ 1/15
c05. ☆50MHz HB9CVアンテナの検討(同軸ケーブル方式) 3eleHB,5eleYagi 2016/10/30
c04. 14MHz/18MHz/21MHz
3バンドクロス接続ダイポールアンテナの検討 2014/ 7/ 9
c03. 18MHz DP型アンテナの検討
2014/6/21
c02. 18MHz GP型アンテナの検討 2014/6/17
c01. 29.450MHzのクロス短縮ダイポールの試作
2012/2/23
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★アンテナ関連
b24 同軸ケーブルの短縮率を求める 工事中 2024/04
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