d.50  145.9/436.5MHz 2Band WV型ダイポールアンテナ(145.9/436.5MHz2BWVDP)                JA1CPA

                                                                                          工事中 

    

全天候型に改良中  

1.改良と調整   2026/07/06       

      図1             図2           図3           図4                                       図5

図1:晴れている時は良い性能でしたが、雨が降り出したらアップ/ダウン共にダメでした。

改良をシミュレーションでいろいろやりましたが、あまり良い結果が得られませんでした。

図2:そこで図1の現品の両端を上に曲げて水平部分に傾斜を付けてエレメント長を調整(短縮)しました。

これ何度も角度とエレメント長を変えて、調整+測定を繰り返しました。現物改良の方が早くて良い結果が出ました。

図3:145.9MHzのSWR特性で145.9MHzでSWR1.08になりました。屋根の上にあげるとまた変化します。

図4:436.5MHzのSWR特性で436.5MHzでSWR1.19になりました。屋根の上にあげるとまた変化します。

図5:改良調整後のアンテナの寸法を測定したもので、この数値でシミュレーションしました。

 

2.改良品のMMANAシミュレーションによる再現確認

 SWRは、145.9MHzが現物とシミュレーションがほぼ一致しますが、436.5MHzについてシミュレーションの方が悪くなっています。

ゲインは大地反射が有るので、8mHで145.9MHzが7.72dB、436.5MHzが9.49dBとなっています。

その他の違いは、給電点の長さがシミュレーションではかなり長くしています。その他はほぼ一致しています。

 

3.設置 (約8mh)

               ⇑ 設置状態        ⇑            ⇑   設置状態のSWR    ⇑            ⇑

もう少しエレメントを短くしてSWR最低点を右側(周波数の高い方)に移動したほうが良かったかな?これで雨が降ってどこまで変化するか?

もう一つの対策は、エレメントにテフロンスプレーを吹き付けてその効果を確認したいと思っています。(瞬間効果と耐久効果?)

 

4.使用感

① RS-44(SSB) 20260707 AOS1155MEL10.7°:EL6°あたりからビーコンが聞こえてEL9°あたりからループを確認し、MEL付近ではSQOレベルでループが取れました。大きなアンテナの局でしたらQSOできた可能性があります。(くもり) 

② RS-44(SSB) 20260707 AOS1347MEL80.4°:移動局とQSOできました。(くもり) しばらくは雨が降らない模様。 

③ FO-29(SSB) 20260707 AOS1843MEL53.5°:ループ確認できず。アップが通らない感じ! ビーコンはしっかり聞こえている。他のQSOはやや弱いか?

④ RS-44(SSB) 20260709 AOS1241MEL33.7°:MEL付近でJA2NLT局とかろうじてQSOできました。 

 

5.改良品の新規製作 

さらに図5の図面で新規作成して再現性の確認をします。 

図5によって左写真のように作りました。コネクターのテーピングを容易にしたのですが?。

しかしSWRは思うようにならず、再現性が困難です。測定が安定しません。

共振点がずれていて調整が困難。

コネクターが左右対称になっていないので、測定ケーブルがふらふらと、測定に誤差が生じる感じです。

         

同じケースとエレメントとコネクター部を45°回して左右対称にしました。

測定誤差が少なくなった感じです。

エレメント長を左右5mmづつ短縮しました。

 

 

内部の様子

 

 

⇓ 設置前に屋外で測定した。(ほぼ安定して測定できた)

                   SWR最低点をもう少し右側(周波数の高い方)にしたい!

ダイポールの中心部下(中心部周囲)はゲイン最大なので、八木アンテナのラジエーター中心下とは様子が違う!? 恐ろしきダイポール!!

 

 

 

                            まだ つづきます  

 

 

 

 

 

ここから下は参考程度に見て下さい!

 

1. MMANAシミュレーション

 

2. 製作と測定

 ①V部分が広いアンテナはシミュレーションで2波共にSWR1.5程度でした。

 

   V部分が狭いアンテナはシミュレーションで145.9MHzがSWR1.02で、436.5MHzがSWR1.4でした。(エレメント両端を1mm程度短くした)

 

3. 使用感 アンテナの指向性は南北にしています。

①  V部分が広いアンテナ:FO-29(SSB)でループ確認、CWビーコン確認、QSOもしましたが.少し弱い感じでした。

CO-55の無変調キャリアの確認:20260704 AOS0704,MEL24.1°、436.834MHzで待ち受けしてましたらEL24°付近でいきなり聞こえてきました。Sメーターはノイズ4.5+信号2でした。その後 LOS直前のEL1.0°(方位228°)まで聞こえていましたが,EL0.5°で聞こえなくなりました。

ここまで聞こえるとはビックリ!, キャリアはドップラーシフトしていたので間違いないと思います。シミュレーションではEL1.2°で8.48dBで最高ゲインになっています。 

FO-29(SSB)でループテストをしましたが、弱かったです。

ISS(FM)MEL23°断片的にアップしましたがQSOはNGでした。何局かQSOが聞こえましたが、ダウンに比べてアップが弱いようです。

 

②  V部分が狭いアンテナ:(145.9/436.5MHz 2B T DP)

・SO-50(FM) 20260704 1117MEL53.5°,MELを少し過ぎたところで,JA2NLT局とQSOできました。もう一局出ていましたが確認できませんでした。 

・RS-44(SSB) 20260704 1300MEL29.1°ではEL20°以上でループを確認できました。その他CW局が1局確認できました。

・OrigamiSat-2(CW) 20260704 1421MEL13.2°はLOS前のEL2ぐらいまで聞こえていました。

RS-44(SSB) 20260704 1453MEL42.7°ではビーコン及びCW局は弱く聞こえましたが自局のループは確認できませんでした。外は雨でSWRは周波数の低いほうに移動して145.9MHz SWR1.6,436.5MHz SWR1.42となっていました。アンテナSWR調整をもう少し高い方に移動しておく必要がありそうです。

 

雨でロスっているか,SWR悪化か,両方か不明。エレメントが水平にので雨の影響は大きいと思います。

八木アンテナも水平にすると影響します。

このアンテナは雨に濡れると水滴が付着してSWRが大きく変化します。水平エレメントはNGです。(SWRの帯域幅が狭いです)  

移動専用に使うには良いアンテナです! 

 

:145.9/436.5MHz 2B Y DP    20260706

水平エレメント部分の外側を持ち上げて傾斜をつけて長さ調整しました。

後は全体にフッ素樹脂のスプレーを吹きかけて水滴が付かないようなします。

これでどの程度効果があるか確認します。

メーカー製のアンテナはSWRの低い範囲を大きくして雨で濡れてもわからないようにしているようです。

本来の単波ダイポールはSWRの低い範囲は大きいのですが、今回は2波共用したので2波の最良点を選んだら,ここのようにSWRの低い範囲が狭くなってしまい苦心しています。

 

 実物大の型紙を書いて,作ったアンテナ部分を乗せて角度等を調整します。