21. 仰角ローテータ修理の奮戦記 G-550(修理完了) 写真をクリックすると拡大する 2017/11/25~12/12
分解する時は、厚手のビニールシートを曳いて行うと良い。 指示メーターの振れが少ない? 2017/12/11 コンデンサー及びボリューム交換中!
①↑逆さ取り付けでドレーンから ②↑雨水が入ってしまった。 ③↑マイナスドライバーで開方向 ④↑M5なべネジ×8本を取ったら
にハンマーを打ってキズを付けて回転させた。 開けられた。
上面に(UP)と大きく捺印されていたが、数年後の再取り付け時は極薄になっていた。
↑⑤ ↑⑥ ↑⑦ ↑⑧
ドレーンにマイナスドライバーを当ててハンマーで叩いて左右に開いた。モーター等が半分水浸してサビが出ていた。モーター取付板を外した。
ギヤ取付板は六角ねじ取でり付けられていた。廻したが錆びついて回らない。「サビ取りスプレー」入荷待ち!。(不要だった!)
↑⑨ ↑⑩
モーターの軸受歯車部分を固定していたねじを外し手で回したが動かない。ラジオペンチで歯車を廻したらプチっと音がして回った。錆びついていた感じ。ここで通電したら回り始めた。モーターの軸受歯車部分を固定し前後の軸受け部分に油を浸透させて通電した。
ぶんぶんと回った。(上右写真)コンデンサーを含む電気系統は無事だった模様。(六角ねじを開けて点検掃除したかったが!そのまま)
↑⑪ ↑⑫ ↑⑬ ↑↑UP文字
モーターを取り付けてギャーも回転した。ギャー部分、反対側ケースのベアリング等々にグリス子が無いので油を注入した。
0~180°回転する事を確認した。左右のケースの合わせ目に有ったコームパッキンが切れ切れになってしまったので、ネジ締め後に合わせ目周辺をボンドでシールした。 これで修理完了の模様! DOWN表示が有れば良かった!
2017/11/27 ↓
角度指示メーターの指示は、分解して確認した時は正確だったのですが、正式にアンテナに設置したら、指示値が約半分。
アンテナが90°上を向いているのに指示メーターは約45°で少しふらふらしている。
とりあえずCALSAT32で自動で動かす状態に設定した。
2017/12/11
再度 分解中 ↓
A①↑中板を外しました。 A②↑ボリュームを外し中を分解したら泥が一杯。 A③↑八重洲無線から取り寄せたコンデンー
ボリュームとコンデンサーが見えます。 予想通りに巻線型だったのでアルコールで清掃 サーを交換しました。
してスムースに抵抗値が変化するようになった ↑写真は交換直前 A④↑新品
組立の制約は、 のですが、ケースを開ける時に巻線を2カ所キズ 電解コンデンサーではない↑
①ボリュームの回転位置を中間(250Ω)にする。 を付けてしまい途中で途切れていました。 110VAC 100μF ↑
②回転軸をケースの90°にする。 ボリュームは RA25Y20SB501 なのでネットで探したら、 (ACモーター進相用コンデンサー)
ボリューム内側にシートをN側に座金2枚と せんごく、マルツパーツには無く、A~Zに有りました。入荷待ちです。 2017/12/11
SW+N締め+ギャーの六角ねじ。
A④↑ボリューム交換 A⑤↑ボリューム取り付け A⑥↑絶縁シート、W,SW,N+ギャーを入れて A⑦↑ボリューム+ギャー
↑上は交換したコンデンサー からボリュームのN(ナット)を締める 取付け
A⑧↑ブームギヤを入れないでギヤボックス A⑨↑左側のブームギヤを90°線に A⑩↑①②③の順序で ねじ A⑪↑内部の ねじ締め
やモーターを取り付けるとダメ。 合わせて入れる。(重要ポイント) を締める。 完了(写真は上下逆)
ケースに入れる前に,ボールベアリング及び全てのギヤーにはグリスをだっぷり塗布する。
A⑫↑反対側のケースを入れて なべネジ8本を A⑬↑DOWNを押してローターをゼロ点にする。 A⑭↑UPを押して90°を通過してローターの
締め付けて完了。電源を入れると90°付近 メーターがズレていたらメーターの真ん中 180°マークで止めてコントローラー背面の
を指示する。 の ねじを廻してゼロにする。 ボリュームを廻してメーターの180°に合わ
せる
注)動く部分は、前回の分解時に全て油(LSベルハンマー)を注入した。モリブデン系(エンジンオイル添加剤等)を使うと良い。
部品費:コンデンサー2,400.-+ボリューム1,540.-計3,940.-(送料込み) モーターが健在だったのが良かった! 修理完了。2017/12/11 おわり
JA1CPA