23. 測定用アンテナ回転機構の検討 (モーターを変更しました) 2018/12/6、
最終的には下の写真のようになりました。
アンテナの回転機構と云えば、ローテータに代表されるように垂直マストに水平に取り付けたアンテナを方位方向に回転するものです。
ここでは、円偏波の軸比を測定するためにブームの軸周り方向に回転する「アンテナ回転機構の検討」をしています。
←左の写真は市販されているローテータを横に取り付けてアンテナのブームの軸周り方向に回転させているものです。
この欠点は、
1.重い、2.大きい、3.電波を反射する、
4.高価、5.トルクや耐久性が良すぎる。
従って、もっと軽く小さく簡単に安くできないか。
そこで、考えたのが「プラモデル」のモーターやギャー等が安く簡単に入手できることです。
↓ 完成した「アンテナのブームの軸周り方向に回転する機構」
スムーズに回転します。
アンテナは、435MHz 6エレメント八木/1280MHz6エレメント八木をエレメントを互いに90°にしたもの。
出来るだけ電波を反射しない材料(木材やプラスチック)を使いたかったのですが、ベアリングがプラスチックの大きなものが無かったので、通常の金属のベアリングを使いました。
←アンテナのブームを差し込んでいるのは、VP20(内径φ20/外径φ26、塩ビパイプ)VP20に40×20異径継手を中間に入れてエクセルで作った目盛りを貼り付けました。(15°目盛(最小7.5°)
筒型の分度器(目盛り)を探したのですが無かった。
VP20との接続はツマミにφ6×M3のスペーサーを入れ
ています。
ベアリング(内径φ28、外径φ52)でVP20を支えています。
VP20の外径がφ26なので、テープを巻いてφ28にしています。
←右側の黒ケースにDCモータ用スピードコントローラーを入れて、正転逆転押しボタンスイッチ及び中点OFFの連続正転逆転スイッチを取り付けました。
コントローラーにより60秒/1回転~10秒/1回転に出来ます。
ギア比は、最大の1300.9∶1にしました。低速回転では音が静かです。トルクはかなり有ります。
電源は、ACアダプター、DC5V/1Aを使用。
下記の部品を使用しました。(下記写真はamazonホームページより)
↑NexesJapan DCモータ用 3A 超小型 PWM スピード
↑【 6速ギヤボックス HE 】 タミヤ テクニクラフトシリーズ コントローラー 基板 モジュール 6 ~ 28V/21khz
#TK005/ ギヤを組みかえることで6種類のギヤ比が選
べるギヤボックスの組み立てキット
←買ったけど使わなかったもの。
他にも有ります。
もう一台作れそうです。
↑内径φ28、外形φ52×2個ベアリング
角度目盛りとアンテナはバックラッシュが無いので未解決です。このままでもOKです。
気になるようなら輪ゴムでも巻いておけば良いかな!(0.1N・m以上必要)
370°以上回らないようにリミットスイッチが有ると安心です。
↓モーターを下写真のように変更しまた。 2018/12/6
おわり
JA1CPA