28. リターンロスブリッジの製作(V/UHF用) 2019/4/17
DDD 3D無線クラブのホームページに出ていたリターンロスブリッジを作りました。
詳細は、https://www.ddd-daishin.co.jp/ddd/84-vu-swr-br/index.htm を参照ください。
・製作は銅板0.5t☓25☓30mmにSMAコネクターを半田付けした。銅線はUEWポリウレタン線φ0.32を使った。
・赤矢に101(100Ω)チップ抵抗器を2個並列に背中合わせにして銅板上に立てて半田付けした。
・OUTにスペアナ(IN50Ω)、INにSG(測定周波数,0dBm)を接続し、DUTはオープン又は50Ω標準抵抗器(被測定物)にする。
(OUT/INにスペアナ(TG付き)のRF INPUT/CEN OUTでも良い)
・DUT端子のオープンと50Ω標準抵抗器の測定値差をその周波数のリターンロスとする。
・作りっぱなしのリターンロスは500MHzで30dB程度だった。
・コイル部分の線を均等に配分して,ロスを見ながら線の位置を動かして500MHzで38dB程度になった。(450MHzで40dB)
・そのあとでシリコンゴムKE-45Tを充填し,さらに線位置を微調整した。
・145/435MHzでは十分に使えるレベルになった。
リターンロス(RL)からVSWRに変換する
エクセルの計算式
VSWR=(10^(RL/20)+1)/(10^(RL/20)-1)
上のブリッジに左写真の左側DC出力の1~8000MHzログアンプと右側433MHzオシレーターと電圧計を繋げばSWR計になります。VHF測定には145MHzオシレーターも必要ですが見つかりません。
JA1CPA