35. G-5500DC 仰角・方位ローテーターをCALSAT32でコントロールする超小型USB-FSIOインターフェース     2021/7/5

                          

今までのUSB-FSIOとの違いは、コントローラーとのインターフェース部分をトランジスタ+抵抗器からトランジスタアレイ(TD62083APG(8回路入りダーリントンシンクドライバDIP))にして部品数を少なくしたことにより超小型(50×25×80mm)にできました。

                CALSAT32のサイトは2024/03/31に閉鎖されました

(注意1)

CALSAT32をインストールされたパソコンに,ここで作ったUSB-FSIOインターフェースとUSBケーブルで先に接続してから,ALSAT32を立ち上げてください。

もしCALSAT32を先に立ち上げてからUSBケーブルを接続するとCALSAT32はハングアップして動かなくなることがあります。

またパソコンへの接続はUSBバブなどを通さず直接パソコンのUSBコネクターに接続してください。

その他に 方位,仰角のON信号が出たままとなり,方位,仰角,が回転を続けることがあります。(6年間で1回有った。ローテータの電源OFFで停止する)

ローテータに回転限界のリミットスイッチが無いローテータは絶対に使わないこと。

ここで作ったUSB-FSIOインターフェースでヤエスのローテーターをコントロールすると1~3%程度の指示誤差が出ることがあります。

CALSAT32の使い方については「利用ガイド」http://jr1huo.my.coocan.jp/jr1huo_calsat32/document/CALSAT32_HELP.pdf をよく読み込んでください。

(注意2)

ここで作ったUSB-FSIOインターフェースは、クリエート・デザインのローテーターには使えません。

 

 

    ↓ ↓ G-5500DCとの接続は8P-DINコネクター付きケーブルで接続。パソコンとの接続はUSB-BとUSB-A付きケーブルを使う。 

 

 

USB-FSIOキットの半田付けをする。

    ここをクリック ファームソフトはインストール済みです。

     価格についてはメールで問い合わせしてください。

 

キット付属以外の4.7k×2個と0.1μ×2個の半田付けをする。

 

下記で使用するリード線(amazon)

0.32mm単線を使用する。

このケースを使用した。(amazon)

 

J2: 3, 2, 1, 0, にそれぞれリード線を半田付けし,TD62083APGの1,2    3,4   5,6   7,8 に半田付けする。

(ケースのボスピッチとUSB-FSIO基板の取付ピッチが一致した) 

基板右側:TD62083APGの9を右上[GND]に差し込み半田付けする。

 

J1: 0, 1,にそれぞれ4.7k,0.1μを半田付けする。

GNDに0.1μのグランド側、DIN8PコネクターのGNDを半田付けする。

 

TD62083APGの18,17,1,6,15,14,13,12,11,にそれぞれリード線を2本づつ半田付けし,中継基板経由でDIN8Pコネクター及びLEDに半田付けする。

  ケーブル中継基板  

 

   2021/7/5から使用中  ↑    ↑ 1μF+0.01μF + 25mH + 1μF+0.01μF   追加 2021/11/23 

ローテーターがG-5500からG-5500DCに変更になりローター制御がACからDCに変更になりました。そのためにコントローラーDIN8P⑦番ピンからDC12Vラインに強いスパイクノイズが出ているようです。そのノイズによりUSB-FSIO全体がハングアップし衛星追尾が停止する場合が多くなっています。その対策としてDIN8P⑦番ピンに近い所に、1μF+25mH+1μFを追加しました。

追加:無線機、電源装置、ローテーターコントローラーなどをアースするとかなり安定します。2024/05/21